小学校算数のつまずきの単元【2学期の算数はここが難しい!】

小学校各学年2学期の算数はここが難しい!

つまずき

1年生の算数つまずきの単元 くり上がりのあるたしざん・くり下がりのあるひきざん

1年生の計算の中でいちばん無塚しい内容で、くり上がりのあるたし算、くり下がりのあるひき算を勉強します。基本となるのは、10の合成と分解です。10はいくつといくつでできているのかという計算を繰り返し練習することが大切です。

●8+4の計算
①8といくつで10になる  8+2=10
②4を2と2にわける    2+2=4
③10と2で12      10+2=12

●13-7の計算
①3から7はひけない
②13を3と10にわける
③10から7をひいて3   10-7=3
④3と3で6        3+3=6

<ポイント>
くり上がりのあるたし算は10にするのがポイント!
1学期に習った「10をいくつといくつにわける」ことができるか確かめておきましょう。

<2年生の算数へのつながり>
この計算ができると、2年生で習う34+28や53-26のような筆算がらくらくクリアできます。

 

2年生の算数つまずきの単元 かけ算九九・2けたのたし算とひき算の筆算・三角形と四角形

九九

かけ算九九は、2年生の勉強のみならず、算数の勉強の基礎となるものです。

九九に入る前に、
2×1=2
2×2=2+2
2×3=2+2+2
という表し方でかけ算のしくみを勉強します。
九九をまちがえて覚えていまいか気を付けてください。
2×7=8←×
7の「シチ」を「シ(4)」と唱えてまちがえることがあります。

<ポイント>同じ数をいくつもたすときにかけ算九九を使います。箱にきちんと入ったお菓子の数など、身の周りからかけ算で表せるものをさがして、かけ算の必要性に気づかせていきます。

<3年生の算数へのつながり>
かけ算九九ができると、3年生で習う32÷4や56÷7のようなわり算もらくらくできます。

わり算の答えは、わる数のだんの九九を使って求めます。
●32÷4の答えは、4のだんの九九を使って求めます。4×□=32 □=8
●56÷7の答えは、7のだんの九九を使って求めます。7×□=56 □=8
わり算の答えは、□にあてはまる数です。

 

3年生の算数つまずきの単元 かけ算の筆算・少数

3年生までに、四則(たし算、ひき算、かけ算、わり算)の筆算のすべてを学習します。上級学年に進むにしたがってけた数が増えますが、基本操作は同じです。
かけ算の筆算では、かけ算の位取りと、くり上がりの数字に気をつけましょう。2けた÷1けたのあまりのあるわり算では、たてる→かける→ひく→おろすの基本操作を理解しましょう。

●かけ算
25×3  25は20と5に分けられるから、20×3=60 と、5×3=15 合わせて75

●小数を学習し、たし算やひき算を筆算で計算できるようにします。
2.3+1.8=4.1
3.3-1.8=1.5
①位をそろえて書く。
②整数のたし算やひき算と同じように計算する。
③上の小数点にそろえて、答えの小数点をうつ。

<ポイント>
①かけ算の筆算では、かけ算の意味を正しく理解しましょう。
②かけ算九九でくり上がった数をたしわすれないように注意しましょう。

 

4年生の算数つまずきの単元 2けたの数でわるわり算の筆算 小数のかけ算・わり算

4年生の算数は難しく、つまずきがたくさんでる学年です。わからない時には、何がわからないのかおうちの方が確認をしてあげてください。
わり算では、たてる→かける→ひく→おろすの基本操作の手順を理解しましょう。小数のかけ算・わり算は、小数点をうつ位置に注意しましょう。

何の位から商がたつか?
たてる 95÷23  4  90÷20と考えて、9÷2で商の見当をつける。4を一の位にたてる。
かける 23×4=92   23と4をかける。
ひく  95-92=3   95から92をひいて3
答え  4あまり3

<ポイント>
①商が何の位からたつか、考えます。
見当をつけた商が大きすぎたときは、商を小さくします。
見当をつけた商が小さすぎたときは、商を大きくします。
②位をたてにきちんとそろえて計算します。
かけ算九九でくり上がった数をたしわすれないように注意します。
③(わる数)×(商)+(あまり)-(わられる数)の式にあてはめて、答えのたしかめをします。

<5年生の算数へのつながり>
このようなわり算ができると、5年生で習う4.8÷3.2のようなわり算もらくらくクリア!

 

5年生の算数つまずきの単元 分数のたし算・ひき算 三角形と四角形の面積

分数

分母が違う分数のたし算・ひき算、分数のかけ算・わり算など分数の四則計算の仕組みをしっかりと理解することが大切です。

●分数+分数の計算のしかた
1/3+1/5の計算
1/3+1/5=5/15+3/15=8/15  答え8/15
3と5の最小公倍数15で通分する。

<ポイント>
分母のちがうたし算は、通分して同じ分母になおしてから計算をする。

●分数-分数の計算のしかた
7/10-2/5の計算
7/10-2/5=7/10-4/10=3/10  答え3/10

<ポイント>
分母のちがうひき算も、通分して同じ分数になおしてから計算をする。

 

6年生の算数難しい単元 角柱と円柱の体積 比・比例と反比例

円柱

6年生の2学期以降は、特に中学に直結する重要な内容になりますので、しっかりと理解することが必要です。比の表し方がつまずきのポイントになります。比例のグラフは書けるようにしておきましょう。

●角柱と円柱の体積の求め方
角柱の体積=底面積×高さ
円柱の体積=底面積×高さ

<ポイント>
角柱・円柱の体積は、底面がどんな形でも底面積×高さで求められる。

●比・比例と反比例
比 たての長さを2としたとき、横の長さを3であることを2:3と表すのが比
2:3=(2×4):(3×4)=8:12
反比例 2つの量の一方が2倍3倍になると、もう一方の量が1/2倍1/3倍になること

<ポイント>
比の両方の数に同じ数をかけてできる比も、両方の数を同じ数で割ってできる比ももとの比と等しくなる。