スクールナビ書写の世界

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スクールナビ 書写の世界

実践練習の前にイメージトレーニングするのが、技術上達の近道
そんな考えをもとに、先生からの発案で開発されたソフトです。
このソフトは、大小のエレメントに分解した文字を、
再び組み立てることによって、文字の成り立ちを学んだり、また、
個々の文字を拡大・縮小したり、変形させたりすることで、
文字のバランスを学んでいくものです。
ほかに薄墨や筆順、穂先模型も装備。

動作環境 ◎2010年1月出荷分より、メディアがFD→CD-Rに変更になりました。


WINDOWS
■対応OS:日本語Windows3.1、95、98、2000Professional、Me、XP、Win7の
いずれかが動作可能な機種
■サウンド音源必須
■640×480ドット/256色表示可能な機種
■メモリ8MB以上(16MB以上推奨)
■12MB以上のハードディスク空き領域


MACINTOSH
■対応OS:漢字Talk7以降
■13インチカラーモニタ(8ビット)
■CPU68040以上
■RAM8MB以上(16MB以上推奨)
■12MB以上のハードディスク空き領域


特徴

動のステージ

へんやつくりなどの大きなエレメントに分解した文字を、
再び組み立てるという作業の中で、へんやつくりの美しいバランスを学びます。
動かせる方向は、上下動のみ、左右動のみ、
自由自在の3つのうちから選択できます。

書のステージ

「動のステージ」を発展させ、さらに1画ごとの最小のエレメントを操作して、
点画の位置や接筆などを学びます。
また、このステージでのもう一つの機能として、モデルの書体とマウスを
使って、擬似的に筆で手本を臨書できるようにもなっています。

調のステージ

半紙全体での文字の位置やバランスを検証します。
また、各文字を臨書する場合のポイントや注意点を提示したり、
中心線外形などをチェックできます。
ほかに、薄墨を使った筆順や穂先模型で筆の通り道や角度を
検証することができるようになっています。

各文字ごとのポイント表示

薄墨と筆順の表示

Conjugate examples 先生方のソフト活用実例

スクールナビ 書写の世界
実践練習の前にイメージトレーニングするのが、
技術上達の近道ーそんな考えをもとに、
先生からの発案で開発されたソフトです。
このソフトは、大小のエレメントに分解した文字を、
再び組み立てることによって、文字の成り立ちを
学んだり、また、個々の文字を拡大・縮小したり、
変形させたりすることで、文字のバランスを学んで
いくものです。
ほかに薄墨や筆順、穂先模型も装備。

実践者 香川県香南町立香南小学校 植田 和也先生
対象 小学・中学書写
利用環境 ■使用機器/FUJITSU FMV 5台
ゲーム感覚で楽しく簡単操作
細かな文字の指示でなく、絵や矢印で分かりやすく表示されているので、初心者にも操作が簡単で親しめる。

児童の課題に応じて、自己選択できる学習支援ソフト
課題に応じて「動」「書」「調」の各ステージを選択して、自分で学習を進めることができる。

小5(言語事項)/(2)
ア書写に関する事項
「晴」の横画の間隔や組み立て方に気をつけながら、字形を整えて書くことができる。
「漢字は少し大きく、平仮名は少し小さめに」気をつけて文字の大きさを考えて書くことができる。

学習指導略案


単元指導計画(全体時間3時間)

(1) 「晴れ」の漢字と平仮名の大きさやつりあいを考えて書くことができる。
(2) 既習事項を生かして、「晴」の画と画の間や偏とつくりの組み立て方を考えて書くことや、行の中心・中心などの字配りのことを考えて書くことができる。
(3) 自分の課題を自己選択した練習方法で解決することができる。

本時の目標と展開(本時はその1時間目)

・「晴」の横画の間隔や組み立て方に気をつけ、字形を整えて書くことができる。
・試書から自分の課題を見つけ、コンピュータの多様な練習方法から自己選択して学習することができる。
学習活動 器具.教材.教具 指導上の留意点
(1)本時のめあてについて話し合い、課題をみつける。
a.空書をする。
b.試書をして、気づいたことを赤ペンで書き込む。
c.教材文字をコンピュータからテレビにつないで提示し、試書と比べる。
d.自分のめあてをカードに書き込む。
コンピュータ
テレビ
・「青空」の写真を提示することで「晴れ」への学習意欲を高める。
・試書を書いた児童から教材文字と比較できるように準備しておく。
・自分の試書の良い点や改善点がみつかるようにテレビで教材文字を提示する。(筆順、中心線、外形、概形)〈評〉試書より自分のめあてが見つけることができるか。(思・関)
(2)練習する。
a.自分の課題にあった練習方法や教具を使って練習する。
・コンピュータで 大きさやバランスを穂先の通り道を確認してポイントを探しながら始筆位置を確かめながら
・水書板で
・練習用紙を使って
・重ねシートで

b.自己批正しながら書く。

コンピュータ5台/練習ヒントコーナ

水書板/選べる練習用紙/OHP/重ねシート/ひご/物差し

確認黒板

・机間指導しながら個別に支援し、めあてにあった練習をするように助言する。
・各練習コーナーでの目的と利用方法が適切であるかどうかを確認しながら、机間指導する。
〈評〉自分のめあてにあった練習用紙づくりや方法が選択できているか。(技・知)
・1枚書く毎に、自分でひごや物差し等を使って、めあてを確認しながら練習を進めるよう指示する。
・同じ練習方法を選んだ児童同士で相互交流の場をもつように促す。
・自分のめあてが達成できたら、次の課題を見つけて練習するよう助言する。(3)まとめをする。
a.範書を見てポイントを確かめる。
b.まとめがきをする。
c.班の友だちと相互評価や自己評価をする。 ・自分の伸びに気づくように試書とまとめ書きを比べて見るように指示する。
〈評〉自分のめあてに気をつけて練習ができたり、達成したりできたか。(技・関)

 

授業実践例


コンピュータ活用の意図

コンピュータを活用することで、子どもたちは自分の課題を解決するために意欲的に活動することができると考えた。さらに、コンピュータを用いて学習コースを多様に設定することで、学習方法の選択幅が広がり、課題解決がしやすくなると共に、児童主体の学習を多様に支援する環境づくりができると考える。このことは、個性を尊重し自ら学ぶ力を身につけさせる授業づくりの展開につながるのである。

例えば、コンピュータでは、子どもたちが興味を持って道具として使うことができ、墨を使わずに簡単に文字感覚をつかませることができる。さらに筆順指導では、順序通り字の色が変わり視覚によって学ばせることで、具体的に理解させることができる。またビデオと水書板などを併用することで、見たことをすぐに筆を使って確かめることができる。このように、単に半紙に書く活動だけでなく、自分で見たり操作したり、視覚に訴えたり活動することで子どもたちの意欲をさらに高めることができるのである。そして、書写嫌いの児童が減り、書写の時間が待ち遠しくなる児童を増やす大きな要因ともなるのである。

「動」…へんやつくり等に分解した文字を動かして、大まかな文字の造りを学習します。
「書」…動ステージから発展して、文字の1画1画ごとのつながりや長さなどを学習します。
「調」…字形や字配りなどを学習します。また、筆順や筆脈もあわせて学習できます。

指導のポイント

(1)教室環境を整えておく教室にあるコンピュータの台数に応じて、どのような活用に重点をおくのかを考えて、各台に留意点や活用方法のヒントを掲示しておくと自分で選択したり操作したりしやすくなる。

本クラスでは、5台の機器を活用して行った。1台は「動」と「書」を中心に、もう1台は「調」を中心に、3台は自由に選択できるように準備した。

(2)筆順や概形を確認する全体で筆順を確認しながら空書したり、概形や大きさを示すことで自分の課題をよりはっきりとさせる支援とした。

(3)自分の課題を確認する / 活用方法を支援する字形を整えて書くために自分の課題をより具体的に考えさせる。ソフトウェアの「晴れ」では、特に次の点が効果的であった。

  • 漢字と平仮名の大きさを確認できた。
  • 「晴」の横画の間を手本と比べながら文字の感覚をつかめた。
  • 「れ」の折り返しや曲がりの角度を何度も確かめることができた。
  • VTRで範書がくり返してみることができた。筆使いやリズムがよく分かった。
  • 文字のポイントを分かりやすく視覚的に発見できた。
  • 「調」のステージで穂先の通り道を視覚的に確認した後、すぐに薄墨で練習できた。
    特に、手作業と機器を併用できる練習コーナーが、児童の意欲を高めた。

(4)自由に使える操作時間の確保

本単元では、書写の時間だけでなく休み時間や朝の時間、放課後等も自由に操作できるようにした。

(5)情報交換の場を大切にする

とても役に立った活用方法や驚いたことなどを他の友達に伝えたりできる時間やメモ等を用意しておいた。

児童の反応

本学習後に、アンケート調査と感想により、児童の学習に対する意欲と取り組みの分析をした。その結果、次の3点について効果が認められた。

  • ・筆で書くだけでなくコンピュータで学習することで、興味・関心が高まり書写の時間が好きになった。
  • ・概形や筆順、ポイントなどいろいろなことがすぐに分かり練習する役に立った。
  • ・自分のめあてに沿って、自分で調べたり操作することができて、とても楽しかった。

最後になるが本ソフトウェアを用いて書写が不得手な児童も進んで笑顔で練習する姿が見られた。このように生き生きとした顔で書写の学習ができる支援ソフトである。

実践者 岡山県岡山市立三勳小学校 黒住 由加先生
対象 小学・中学書写
利用環境 ■使用機器/PC9821V200(Windows95)1台
■その他の稼動機種/ Windows対応機種
■周辺機器/プリンタ、大型TV、ビデオスキャンコンバータ、ディスプレイ

 

ゲーム感覚で文字の造りや筆順などをとらえることができる
へんやつくりなどに分解した文字を動かしながら、興味や関心をもって大まかな文字のつくりをとらえたり、1画1画ごとのつながりや長さなどを調べたりすることができる。

書写の基本的な学習過程の中で、必要に応じて利用することができる
書写の学習過程の中では、一斉に指導したい場面と個人が自主的に調べたい場面とあるが、場面に応じて手軽に利用することができる。

小学書写4年/画と画の間や文字の中心に気を付けて書く
題材「世界」

 

・画と画の間や、文字の中心に気を付けて、「世界」の字形を整えて書くことができる。
・試書や話し合いから題材の基準を見つけ,自分のめあてをもって練習し、自分や友達のよくなったところを見付けることができる。

 

学習指導略案


単元指導計画(全体時間2時間)

(1) 「世界」の字を試書し、基準を見付け、自分のめあてをもつ。
(2) 自分のめあてにそって練習し、「世界」の清書をする。

 

本時の目標と展開(本時はその2時間目)

自分のめあてをもって練習し、画と画との間や、文字の中心に気を付けながら、字形を整えて書くことができる。
学習活動 器具.教材.教具 指導上の留意点
(1)めあてを確かめる。(発見タイム1) 評価カード基準を示した図/点画ピースコンピュータ ソフト4年生 「書写の世界」 ・前時の課題を確認し、本時の自分のめあてをつかむことができるように,評価カードを持たせておく。
画と画との間や、文字の中心に気を付けて書こう ・基準を示した図を提示したり,コンピュ一夕を操作したりして、基準が確認できるようにする。

・「世」縦分間・横分間 第1画と3つの縦画
・「田」縦分間・横分間
・2つの文字の中心
(2)練習する。
(練習タイム)
(確かめタイム)
ワークシート/かご字/骨書/始筆の位置/水書板/水書用紙 ・前時の練習を振り返って,練習方法を変えたり,部分的に練習したりするなど、自分のめあてに合った方法でさらに練習するように働きかける。
※ワークシートは自由に選んで使えるように、かごに入れておく。
※水書板コーナー、水書用紙コーナーを設置し、自由に使えるようにしておく。
※基準を確かめることができるように、コンピュータの画面や基準の図を提示しておく。・机間指導により、個の実態に合わせて、効果的な練習ができるように助言したり、よくなったところを称賛したりする。
・正しい姿勢やめあてなどを意識しながら、ていねいに書くことができるように働きかける。
(3)清書をする。(清書) ・めあてを再確認し、自分のめあてを意識しながら集中して書くように声をかける。
(4)評価する。(発見タイム2) ・反省の観点を示し、自己評価の手助けをする。
・友達同士で、お互いの上達ぶりや頑張りを認め合う場を設け、次時の学習への意欲付けとなるようにしたい。
(5)硬筆で書く。(まとめタイム) 書写ノート ・毛筆で練習したことを生かして、硬筆で「縦分間」「横分間」のある字を練習することで、日常化できるようにしたい。

 

授業実践例


コンピュータ活用の意図

本校の書写の指導過程では、まず試し書きをして手本と比べながら、自分の問題点を見付け、学習課題をつかんでいくようにしている。自分の問題点を見つけるために題材の基準を見つけることが大切になる。

本ソフトウェアでは、へんやつくりに分解した文字を動かすことによって、文字の1画ごとのつながりや長さ、へんの向きなどをとらえやすくなっている。また,たやすく中心線を書き入れたり、外形の線なども書き込んだりすることができる。本ソフトウェアの特徴をいかして基準を見つける段階で利用することで、視覚的にとらえやすくなると考えた。

自分の課題にそって練習に入る前に、ゲ-ム的に字を組み立てていくことで児童は知らず知らずのうちに基準を確かめながら、文字を組み立てていくことができる。また画面を残しておくことでいつでも学習したことを振り返ることもできる。

指導のポイント

(1)学習課題をつかむ

各自で試し書きをしたあと、お手本と比べてうまく書けなかったところや上手に書きたいところについて話し合う。
その基準を見つける材料として、ソフトを利用する。まず書き順を表示して確認する。次に「世」の1画めを確認し、中心線を書き込み、l画めが通っていることを確かめる。そのあとは、児童が見付けた「世界」の基準をもとに、ソフトの「動」のステージの分解文字を使って、「世界」と言う文字を組み立てていく。
こうして基準を確かめながら話し合い、各自のめあてをつかんで、学習カードに記入する。

(2)練習し清書する

練習にはいる前に、前時に見付けた基準を思い出すために、わざと中心線をずらしたり、縦分間、横分間のずれた「世界」の文字を提示し、おかしいところはどこか子どもたちに投げかけ、直していく。ゲーム感覚で文字の基準を振り返ることができる。

児童の反応

従来の書写の指導に付け加えて、コンピュータで文字の基準を見付けたり、操作して組み立てていくことで興味を持って取り組むことができた。特に、2時めに基準にそって文字を直していくところでは、「もっとこっちだよ。」とか「こことここは同じにならないといけないよ。」などお互いに教え合って楽しく活動できていた。
教師の手作りの分解文字と併用することで、基準がつかみやすくなり、課題も持ちやすくなったように思われる。

価格

サイトライセンスのみ(各学年とも同価格)
種類/小学校3年・小学校4年・小学校5年・小学校6年・中学校1年・中学校2.3年
1~6台 18,900円
7~11台 29,400円
12~21台 50,400円
22~42台 71,400円
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