幼児ポピーの脳への効果【前頭前野が強く活性化する】
脳科学の権威である諏訪東京理学大学の篠原菊紀先生の研究室で、年中さん3名、年長さん7名のポピっことお母さまを対象に実験が行われました。
頭に測定装置を付け、親子で「幼児ポピー」と、年長さん向けの新刊「しあげのドリるん」に取り組んでいただきました。「かず」「もじ」「ことば」や「ちえ」など、ポピー教材のさまざまなページに取り組んだときの脳活動を測定しました。
篠原菊紀先生が10年間続けてきた実験で、幼児ポピーに取り組むことが「前頭葉」や「側頭頭頂接合部」などの活動を高めることが検証できました。また、幼児ポピーを長く続けるほど「前頭葉」の一部「前頭前野」が強く活性化することも見えてきました。
「前頭前野」は知的活動の基盤となる「ワーキングメモリ」に深くかかわっています。「ワーキングメモリ」とは、短い時間に心の中で情報を保持し、同時に処理する能力のことで、会話や読み書き、計算などの基礎となる、私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。
例えば、年をとると、「ワーキングメモリ」が低下するので、若い時のようにすぐに決断したり、同時に色々なことができず、時間がかかってしまうのです。また「前頭前野」は意思ややる気、感情の抑制にもかかわっています。
幼児ポピーを続けることによって、知的能力だけではなく、テストでは測りにくい「生きる力」を伸ばしましょう。