中学生英語学習のポイント【授業の後や定期テスト前の勉強方法】

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中学生英語学習のポイント【授業の後や定期テスト前の勉強方法】

英語は復習が大事!

英語は、暗記・ドリル科目です。学校で1日に習うのは、教科書の1ページ程度です。新文型が1つ、新単語が5つ~7つというところです。1時間ではたいした事はなくても、10時間、20時間と進んでいくと、前に習った内容はどんどん出てくるし、新しい単語や文型も加わってきます。
前に習ったことがわかっていないと、だんだんわからなくなってしまいます。そういう意味で、毎日コツコツくりかえし、家庭学習で復習することが大切です。

学校の先生の目から見ても、「授業をよく聞いている人」が伸びていくようです。先生が説明しているときにちがう部分をしらべていたり、みんなで読もうというときノートをとっていたり、タイミングの悪い授業の聴き方をする人は成績も伸びないと聞きます。家庭学習が不十分だと、以前のことを忘れているので、先生の話を集中して聞いていられないのです。家での復習が授業を生かすカギだといえるでしょう。

英語学習

復習の効果

●授業で習ったことを確実に理解する。

●分かったつもり、覚えたつもりをなくす。

●復習は習ったあと、すぐやること。

●エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線

中学生英語の勉強方法

学校の授業で英語があった日は、家に帰ったら、教科書を開き、その日習ったところを、声に出して何回も暗記するくらいまで読むことが大事です。書く練習も重要です。授業ノートとは別に、練習用ノートを使い、単語や文を10回以上書いてください。このとき、1字1字見ながら書くのではなく、1つの文全体を暗記し、途中であいまいなところがあっても、文全体を教科書を見ないで書くことです。この方法だと、文全体をつかむのに効果があります。
ヒアリングは、CDやDVD、パソコンソフトの教材を使い、ネイティブの発音にとにかく慣れることです。発音の練習もできるだけ中1の早い時期から先生や教材の声をまねをして練習する事が重要です。

英語の勉強では、「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」をそれぞれバランスよく伸ばしていく必要があります。「耳」「口」「目」「手」そして「頭」をフル回転させ、根気よく毎日コツコツと進めていく事が必要です。

定期テスト前の英語勉強法

単語を覚える方法は、単語帳や単語カードを自分で作り、何回も見て覚えるという事が効果的です。この時、ただ眺めるだけではなかなか頭に入りません。「耳」「口」「目」「手」「頭」を全て使って記憶するようにしてください。単語をノートに書いて手を使い、ノートに書いたものを確認することで目を使い、単語を発音しながら覚えるということで口と耳を使い、五官を総動員させ覚えていきましょう。

中学3年間で入試に必要な英単語千語ぐらいは、この方法なら苦もなく頭の中に記憶できることと思います。重要構文も、単語と同じ要領で重要構文カードかノートを作り、暗記してしまいましょう。重要構文をしっかり記憶すれば、英語はきっと得意科目になることでしょう。

英語単元別解き方のコツ

英単語

英単語

英単語を覚えるのが苦手という人は、とにかく何度も反復して覚えましょう。まず教科書で確認しながら書き、次に教科書を見ないで何回も書いてみましょう。意味を覚えるときは「おぼえるモード」を使うと便利です。発音を確認するために、実際に声に出して読んでみましょう。その単語の出てくる英文ごとスラスラ読めるようになればバッチリです。

文法

文法は、習うたびにきちんと理解して、積み上げていくのが大切。文法用語まで覚えられればいちばんですけど、それよりも実際の英文や会話でどういうふうに使われているのかチェックしましょう。
簡単なところもとばさないで、一つひとつ押さえていきましょう。

英文読解

英文を読むときは、文の構造を見分けましょう。
●「だれが」(主語)、「どうした/どうである」(動詞)、「なにを/だれに」(目的語)などを押さえる。
●どこまでが語句や文のまとまりなのか、見きわめる。
どんなに長い文章でも、必ずいくつかのまとまりに分けられます。部分的に簡単な和訳のメモをとっていくとわかりやすいです。